2017センター追試験【英語】の解説!(第6問AB)

2017年センター追試(英語)の第6問の長文読解の解説です。

私が解いた際の考え方・順序を再現しながら書いていますので、「第6問の解き方がよくわからない!」という人にも読む価値ありです。

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センター第6問の特徴

第6問にはA(本文の内容について4択で答える設問)B(段落ごとの要旨の表を完成させる問題)の問題があります。

第6問を解く時は、私はいつもAとBを同時進行で解答します
順番に解いていたら、Bにたどり着くころには記憶が薄れてしまって、確認のために本文をもう一度読み返すという無駄なことをしてしまう恐れがあるからです。

実際にどのように進めていくかというと、

まずBの表を見て、どの段落が空欄になっているのかを確認します。今回は、第2・3・4・5段落が空欄になっていますね。

本文では、段落ごとに(1)、(2)、(3)・・・と番号が振ってあるので、表の空欄になっている段落の番号に〇をシャッと付けておくと便利です。(空所が2・3・5・6段落、など飛び飛びだといちいち覚えにくいですし)。

本文を読みAを解答していきつつ、〇の付いた段落に行き当たったら、Bの問題にすすめば無駄が省けます♪

さて、ではさっそく解いていきましょう。

2017センター追試 第6問 A・B の解説

私は、たいてい先に第1段落(イントロダクション)を読んで、文章の大まかなテーマをつかみます

最近、大企業が「ソーシャル・ビジネス」という、利益目的ではない社会ためになる活動をしている。活動の内容はよく分からないけど、慈善団体がやっていることとは似ているようでも厳密には異なるらしい。ソーシャルビジネスについて理解を深めるために、慈善事業(チャリティ活動)の歴史をみていくのか・・・

こんなかんじで内容を把握したところで、最初の設問内容を確認します。

問1 「第2段落では、教会がおこなった事として述べられているのは何か」

教会がやったことね・・・OK、第2段落を読んでいきます。

第2段落は、宗教ではめぐまれない人々を助けることが重要視されていた、という内容であることが前半で読み取れます。「教会がしたこと」は具体例にあたり、For example … の一文にありますね。

   it was the church that helped the poor「人々を助けたのは教会だった」は、the churchを強調するための強調構文になっています。
   it was ~ thatは強調のための飾りなので、意味をとるうえではこれを無視してthe church helped the poor と読んでしまってOK。

教会がやったことは、
食べ物やお金を与えた/病人・年寄り・弱った人の世話/病院の建設および経営
ですね。

選択肢を見てみましょう。
すると、病院の建設と経営とあったので、④「病気の人々に医療手当をする」が正解ですね。

ここで、Bの表も埋めておきます。
[ 52 ]は②「貧しい人たちへの信仰に基づく援助」ですね。

マークシートを今塗るとズレそうで怖い、というひとは、表の52の横に④と書いておいて、最後に塗ってもいいかもしれません。

問2 第3段落によると、poorhouseは何をするところなのか?

poorhouseの意味は正確にはわかりませんが(貧しい人のための施設ってことかな??)、何をするところなのか、第3段落を読んでみましょう。

16 世紀に地方の政府が地元の住民から集めた税金を使って新しい形の慈善事業を始めたそうで。貧しい人に住居や食べ物を提供するために作った場が、poorhouse (これを表す内容の選択肢を選べばいいんですね)。

また同時期に「スープ・キッチン」という、飢えた人々に無償か破格の値段で食べ物を与える場所もでき始めたとありますが、ここはpoorhouseの説明ではないのでスルーでよさそう。

この段落は情報量が少なくて助かります。選択肢を見てみましょう。

①町の発展を補助するために人々から税金を集めた。
→ 税金を集めはpoorhouseでなく政府の権限ですよね。

②困っている人々に食べ物を与え、住む場所を与えた。
→これが答えですね!
ただ、色々と言い換えられていますね。
fedはfeed(食べ物を与える)の過去形。
people in needは(困っている人々)という意味、
place to liveは本文のhousing(住宅、家)の言い換えです。

答えは出たけど、一応ほかの選択肢も見ておくと、

③職業訓練や就活の手伝いをした。
④教会やその信仰の代わりとなるものを提供した。

どちらのことも書いていません。

ついでにBの表も埋めておくと、政府の活動の話なので
[  53  ]は④「貧困者を助けるための公的機関の活動」ですね。

どんどん行きましょう。

問3 「第4段落によると、18世紀はどの意見が広まったか」

なるほど。本文の第4段落を読んでいきます。

one criticism had become widespread(ひとつの批評が広まった)とあるので、この批評の内容が答えとなりそうです。その内容は、慈善活動が人々の自立を妨げ依存性を高めるというもの。慈善事業を良くないとする考えですね。

この考え方広まった結果、これまでの支援の在り方が変わり、もとのpoorhouseは働かなければ住めずしかも劣悪な環境の場所(workhouse)となってしまったとあるので、慈善活動反対の動きということで間違いないですね。

選択肢を見てみると、
①Book・・・なんて出てこないのでパス。

②貧しい人々を助けることで彼らが働かなくなる
→これですね!

③新しいソーシャルプログラム・・・も出てこない

④ワークハウスは人々に支援を求めるよう促すべき
→ワークハウスに関する記述は、「人々の意見」とは関係ないですね。また、urge 人 to不定詞は(人に~するよう促す)です。支援を求めるように、というのは本文と逆の内容となっています。

Bの表を埋めましょう。
[ 54 ]は③「慈善活動に対する否定的な感情」です。

これは答えが絞りやすい!

となると、[ 55 ]は残った①「公的支援を提供するための現在のシステム」ですね。

問4は第6段落について問うているのですが、第5段落も読んでしまおうと思います。
※ 時間が足りなくなる人は、とばしても構わないと思います。Bの表から段落の主旨はつかめていますし。

ちなみに、第5段落は、慈善活動への批判が、現在の社会福祉という名目で中央政府による支援が始まったという話でした。

問4「第6段落によると、ソーシャルビジネスの特徴のひとつは何か」

本文の第6段落を読んでいくと、真ん中のNow, social businessesから関係ありそうですね。

社会的責任の意識を高め、食べ物・住居・そのサービスの提供をしており、提供した住居の住人の雇用もしているとのこと。利益も出るだろうが、それが唯一の目的ではなく、社会的責任も果たしている。

とまあ、利益じゃないよ、社会的責任を果たしてるよ!て内容でした。

選択肢を見てみると…

① 経済の平等の要因になっている。
  →書いていない
② 政府から資金調達をしている。
→書いていない
③ 彼らの会社で地元の人々を雇う
→They even employ people living in those areas …に該当します。これが正解。

④主に大きなビジネスを扱う
→書いてない

ラスト1問!

問5「この文章に最適のタイトルは何か」

本文の内容を思い出しながら選択肢を見ていきましょう。

①教会への試練
→教会がメインの話ではない

②何世代にもわたる人助け
→第1段落に、「ソーシャルビジネスの理解を深めるために、慈善事業の歴史をみていこう」とあるので、これが正解。第6問の第1段落はイントロダクション(これから始まる話の導入部分)です。

③慈善事業への個人的アプローチ
personal(個人的な)なんて小さな話ではなかった!

④宗教の信仰と人助け
→第2段落についてのみの内容です。

このように、A, Bを同時に解くと、Bで間違える可能性がグッと低くなるので、おすすめです。

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