2017 センター 追試験【英語】解説!(第5問)

数年続いた物語文の読解問題ですが、2018年のセンターではこの形式は消失、代わりに「日誌文」の形式になりました

が、この問題は一応解説していきます。解説ではありますが、私がこの問題を解いた時の読みかた・解き方を再現しているので、普通の解説よりもダラダラ書いているように思われてしまうかもしれません。

第5問 物語文

物語文なので、「イントロ→具体・詳細→まとめ」という流れではなく、あたまから順々に話が進んでいきます。

問1:

まずは、問1の設問内容を確認。「車の中でゲームをすることで、筆者は・・・」ですか。ふむ。

本文を読み始めます。

第1段落は、筆者は早朝に子どもに出発の準備をせかすシーン。。

第2段落はI thought back to my childhood … (子ども時代を思い返すと)と、自分が子供だったころの回想場面に移ります。この段落では、車の中で兄弟と過ごしたことが書かれていますね。
兄弟間での場所取り争い → 本を読もうとしたけど酔う → 寝ようとしても場所が確保できない → ゲームして遊ぶ
と内容をざっくり把握して、選択肢を検討していきます

① 美しい景色を見損ねた
→  That made us look at the wonderful world speeding past us. ( 直訳:それ ((=“I Spy With My Little Eye”というゲーム)) は私たちに素早く過ぎ去っていく素晴らしい景色を見せた)とあるので、景色はちゃんと見ていますから誤りです。

② いくらか楽しい時を過ごした
→  この段落の終わりにin those moments we actually enjoyed each other’s company. (これらの時を実はお互い楽しくやっていた)とあるので、これが正しいですね。

答えは分かったけど、③④も見ておきましょう。

③ ナンバープレートをアラスカで見た
→  この選択肢だけ読んでもおかしいですよね。本文はI remember even seeing one from as far away as Alaska.(遠くアラスカからきたナンバープレートを見たことだって覚えている)なので、アラスカナンバーだったって話です。

④ 乗り物酔いになった
→  設問文には「ゲームをしているときに」という指定がありますが、乗り物酔いになりそうだったのは At first, we tried to read(最初本を読もうとした)時です。

問2:

問2の設問内容は「筆者の父親は運転中に何をしたか」

第3段落がDad(パパ)で始まっているので、ここからでしょうね。
この段落の最後まで読むと、

パパはダジャレまじりのなぞなぞを出して、子供を笑わせようとする→ 子どもたちには不評で「ママ、やめさせてよ」とまで言われる→ でもついにパパに爆笑させられる

という大まかな内容を把握。楽しいパパですね(笑)

選択肢を見ていきましょう。

① 自分が楽しむために猛スピード運転した
→  こんなこと、どこにも書いていません。

② 子どもたちに馬鹿げたジョークを言わせた。
→  made+O+原型(Oに~させる)の使役の形です。子供にジョークを言わせたのではなく、パパが自分で言っていたので誤り。

③ ピクニックをすることについて話した
→ ・・・・?書いてない。論外。

④ 家族を笑わせようと頑張った
→  これですね!

問3:

設問内容は「その家族は、彼らが???した休憩場所(=パーキングエリアなど)がとりわけ好きだった」です。

「休憩スポットに家族で何をしてたんだろう?」ということを意識しつつ、本文をOnce in a whileから読み進めていきます。

時々観光スポットを訪れに幹線道路を降りたとあり、
魔法の森など複数のスポットが出てきますが、最後から2行目のところで

But our favorite rest spots were places where we could see natural wonders, like waterfalls, mountains, and canyons(でも私たちが一番好きな休憩場所は、滝、山、峡谷といった自然の不思議がみられる所だった)

とあり、次の文に写真をとったりきれいな空気を享受したとも書かれています。

よって、答えは②の「自然の美しさを楽しめるところ」です。

問4:

次の設問は「子どもたちは???した時に、キャンプ場で勇敢で偉くなった感じがした」ですね。

本文Later in the afternoonから読んでいきます。

段落の後半で、兄弟はパパに頼まれて牧集めと水を取りに出かけます。その途中、自分たちが新世界の探検家になりきっていて、その間we felt so brave and important(私たちはとても勇敢で偉くなった感じがした)と、設問の表現がそのまま出ています。

選択肢を見てみましょう。
①→テントのパーツを見つけたなんて書いてない
②→prospect of -ingは(~する見込み・可能性がある)。だから本文は「星空の下でテントで寝ると思うと興奮した」ということであって「夜の空を見る機会があった」わけではありません。
③→両親に面倒をみてもらって・・・本文にない
④→パパに牧集めと水くみという大事な任務を任されているので、「自分たちは仕事をまかせてもらった」という誇りに思う気持ちがあると推察できます。よって、これが答え。

本文を読んだだけだと、「探検家ごっこしていて勇敢である気分になっていた」ということかと思ってしまいましたが、選択肢を読むとパパから授かったミッションを達成しに出かけている!ということでした。

問5:

最後の設問は「家族旅行の結果はどれか」ですね。

本文の最後の段落を読んでみましょう。

(筆者は大人に戻っていますね)子どもの頃の旅の経験を振り返って、兄弟でけんかもしたけど仲よかったこと、限られた時間の中で素敵な経験をさせてくれた両親への尊敬の念。そして、お金はなかったけど、あの旅は価値があったと今ならわかる。子どもたちも何年か後にわかってくれるでしょう。

ざっくりこんなかんじ。

さて、選択肢を見ると、
① 筆者は家族旅行に行くのがおっくうになった
→ 実際は自分の子供も旅行に連れていくので、逆です。

② 筆者の子供たちは家族旅行の意義を理解した
→ 何年か後に子供達もわかってくれるだろうという話なので、まだ理解できてないはずです。

③ 子どもたちはもう両親のことを尊敬していない
→ そんな悲しいこと本文に書いてない。

④ 家族のきずなが強まった
→ 兄弟と遊んだ思い出、連れて行ってくれた両親への感謝・尊敬。これらをまとめてくれていますね。これ!

よって④が正解です。

第5問は1段落1問と、解きやすかったように思います。

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