【英語】なぜ「音読をしろ」を言われるのか?想像以上のその効果とは

「音読をしなさい」と英語の先生に言われたことはありませんか? その言葉を聞き流してしまっていませんか?

音読は、とても理にかなった英語のトレーニング方法なんです。英語が苦手な人には特に、取り組んでほしいですね。

ここでは、その効果をご紹介します。

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音読は音楽やスポーツの練習と同じ

音読のトレーニングは、スポーツや楽器の練習にたとえられたりします。

音読をしないことは、
●ピアノの練習をするのに、楽譜だけ読んで実際に鍵盤では練習しないこと
●サッカーボールで、ドリブルの仕方は頭に入れたけど、実際に体を動かして練習しないこと
と同じだと言われています。

頭の中だけで習得できるわけないですよね。新しい曲や技は、なんども体を動かして練習する中でスムーズにできるようになっていくものです。

英語にも同じことが言えるんです。

インプットした知識を口に出して読むトレーニングをすることで、「習得」していきます。

音読をするメリットとは?

では、音読トレーニングを行うメリットには、具体的にはどのようなことがあるのでしょうか。次の3点にまとめてみました。

1.単語・文法知識の吸収率が高まる

音読では、学習した単語の意味・文法・構文を踏まえつつ、実際に声に出します。つまり、体を使ったトレーニングを行って習得するということです。

同じ文章で音読を何回も繰り返せば、単語・文法などをすべておさえた状態でスラスラ読めるようになれます。

最初はゆっくりとしか進まないと思いますが、だんだん流暢に読めるようになるので焦らなくてOKです。

また、黙読に比べて、声を出したほうが記憶に残りやすいです。

試しに、次のかなを黙読で読んで、そのあと見ずに思い出しながら言ってみましょう。

「あぎくてろんぎてぱげ」

次は、下のかなを大きめの声で読み上げてから、同様に見ずに思い出してみてください。

「えひかうびけどわあす」

どちらが記憶に残りやすかったですか?

口を動かして声を発すると、それを自分の頭蓋骨の内側で響かせて聞くので、目だけで読むよりもずっとインパクトが大きく印象に残りやすいのです。文中の新出単語の暗記にも有効です。

2.発音・アクセント問題、リスニングの対策になる

自分で発音できる言葉は、聞いた場合もその言葉がすんなりと入ってきます。

逆に言うと、「音」が分からず自分で発せない言葉は、聞いても分かりません。実際に自分で声に出すことで音のつながりや抑揚が分かってくるので、リスニング対策になります。

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それと同時に、正しい発音・アクセントも覚えることができ、センター試験第1問の音声問題の対策になります。

大事なのは、音声がある程度わかってくるまでは、CDの音声を聞きながら練習するということ。間違った発音を身に着けてしまっては、元も子もありません。

記憶に残るように、やや大げさにネイティブ気分で読むのがお勧めです。

3.長文を早く読めるようになる

読むに大きくタイムロスしてしまうのが、返り読み読みをする時です。

返り読みとは、I study English to become an interpreter. を「私は、通訳士になるために英語を勉強しています」とto以下を先に訳すような読み方です。

和訳問題では、日本語として自然な並びにする必要があるので、返り読みをします。しかし、読む際にもこのような読み方をしていると、あちこち目が移ってしまう分、余計に時間がかかってしまいます。もったいないことです。

これを矯正してくれるのが、音読です。

音読をすると、強制的に文章の頭から順に読むことになります。返り読みすることは、まず不可能です。よって、左から右へと読む「英語の読み方」ができる頭に切り替えることができるようになるのです。

最初は、意味のかたまりごとに和訳を確認していってもよいでしょう。そのうち、日本語を介在しなくても、英語で理解できるようになってきます。

プロも音読を勧めている

音読の重要性を説いているのは、あなたの英語の先生だけではありません。実際に英語のプロも音読は必要だと言っています。例えば・・・

『英語上達完全マップ』 森沢洋介 ベレ出版 2013

では、「音読とは、文構造・意味が理解できる文を何度も肉体的に出し入れすること」と説いています。

特に説得力があるのが、次に紹介する同時通訳者の國弘正雄さんの本です。國広さんは、1969年にアポロ11号が月面着陸したときにテレビ中継で同時通訳を勤めたすんごい方なんです。

『國弘正雄の英語の学びかた』國弘正雄 たちばな出版 2006」

國広さん曰く、「英語は只管朗読(英文をただひたすら音読して学ぶ)するもの」なのだそうです。

音読なんてやらなくてもいい、と思っている人も一度試してみてはいかがでしょうか。

頭に入ってくる感覚を、いつも以上に強く感じることができると思いますよ。

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