【英語】2018年度 センター試験 追試 第6問の詳しい解説!

「今年(2018年度・平成30年度)のセンター試験 追試の解説がない~!」(> o < )

という声があったので、いっそのこと自分で解説を書いちゃいました~シリーズの第5弾です(笑)

今回は2018年度センター試験 追試 英語の第6問を解説していきます!

問題はこちらから入手できます
2018年度センター試験 追試(大学入試センターHP)

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第6問 長文読解

(配点: 各6点)

第6問は

A(内容一致問題):設問に対する答えとして正しいものを選択しから1つ選ぶ問題
B(段落の要旨の選択問題):各段落の要旨が並んだ表中の空所補充

の2のパートに分かれていますが、私はAと並行してBも解きます

最初にBの表を見て、どのパラグラフが空所になっているかを確認します
今回は、2・3・4・5パラグラフのタイトルが空所になっています(覚えやすい)

文章を読む際、Bの表で空所になっているパラグラフを読んだ直後にBの空所を埋めることで、記憶が新しいうち判断するので正確に解答ができますよ。

ただ、マークミスにだけは気を付けてください!


A 内容一致問題

とりあえず、文章の概要をつかむためにも、まず第1パラグラフを読んでいきます。

自分が知っている作品にちなんだ名所を訪れる人は多い。その作品の様々な部分を理解する過程で喜びを得ると、そこを訪れたことが価値のある体験となる、とかなんとか。

と、名所を訪れる意義?についての話ですかね。

さて、設問に移りましょうか。

問1

「パラグラフ(2)で使われているdesolateの意味に最もちかいものは次のうちどれか?」

desolateはなかなか難しい単語ですね。
第2パラグラフの文章を読んで、desolateの意味を推測すると解答可能です。

下線部が引かれた文を見てみると
trasnfrom A into B「AがBに変わる」という意味なので

transform desolate scenes into rich and full visions 
(desolateな場面が、鮮やかで視界いっぱいに広がる光景に変わる)という意味になります。

選択肢を見てみると、

①汚い
②空っぽの、空虚な
③有害な
④厳しい

rich and full visionsと対照的なのは、②ですね。

例えてみるならば、なんにもない野原を訪れて、(イメージで)過去の室町時代の戦の光景が広がる、ということでしょうかね・・・

正解②

B【 51 】

ここでBの表【51】を埋めておこうと思います。

今の内容を表しているのは、
②The value of project a vision of the past onto present
 (過去の光景を現在に投影することの価値)
ですね。

visionや、passといった単語があることからも、簡単に見つかったのではないでしょうか。

正解②

問2

「第3パラグラフによると、イギリス人と日本人の詩人は、どのように似通っているか?」

第3パラグラフを読んでいきます。

2文目に
日本には、有名な詩人がその地に立って景色を見て、感じたことを詩にしたことで有名な場所がいくつかある。

とあり、その後に
イギリスの湖水地方も同様の理由で有名である
といっています。

その「同様の理由」の詳しい説明は、コロンの後ろにあります。

: Poets raised its natural beauty.
(詩人が自然の美しさを取り上げた)

いやあ、きれいな景色を見ると、一句読みたくなるんでしょうね・・・

選択肢を見てみましょう。

①彼らば、自分を取り囲む自然を批評した。
→批評しているわけではないですよね。
②彼らは、自然の価値をそのまま残そうとした。
*preserve (~を保護する、失わないようにする、守る)
→recorded their feelings(気持ちを記録した)、や上記の「自然の美しさを取り上げた」とは書いていますが、「自然の価値を残そうとした」という意図は読み取れません。
③彼らたちの作品の中で自然を評価した。
→これですね!
④彼らは、自然がある地域をもっと有名にしたかった。
→書いていません。(有名になったのは詩人たちが意図的にやったことでもないでしょうし)

③のshow appreciation for ~はここでは(~を評価する)という意味だと思われますが、これが本文の言い換えとなっています。

正解③

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B【 52 】

Bの第3パラグラフの空所も埋めておきましょう。

選択肢を見てみると、あてはまりそうなのは

③The value of sharing an author’s view of a landscape
(作者が見た景色を共有することの価値)
です。

landscape(景色)があるのがヒントになっています。

正解③

問3

「第4パラグラフによると、ロンドンにあるシャーロックホームズの住居について正しいものは、次のうちどれか?」

第4パラグラフを読みます。

自分が好きな物語の登場人物が住んでいたり冒険した場所を訪れる人もいる

・・・とはじまり、

シャーロックホームズの住居については、

シャーロックホームズが書かれた当初はそんな住居は存在しなかったが、小説の人気がすごかったので、市が小説の中の住居を実際の建物にあてがった

といった内容が書かれています。

選択肢の検討に移りましょう。

①有名になったから作られた。
→そのとおりです。
②他の場所に移された。
→書いていません。
③建物の周辺は、彼のファンによって変えられた。
→書いていません。
④多くの話はその住居でつくられた。
→書いていません。

文章中のdue to his popularity(彼の人気のため)が、選択肢ではbecause of his fameに置き換えられています。

他の選択肢はかすってもいないですね。

ここは、本文の該当箇所

the city later assigned the address from the books to a building that matched the description in the stories.

がやや難しかったかもしれません。

assign A to B「AをBにあてがう、与える」なので、上の英文の訳は

後に市が その小説の住所物語中の描写に合った建物に与えた

となります。ここを読めていれば迷わず正解できたと思います。

正解①

B【 53 】

Bの第4パラグラフの空所も埋めておきましょう。

パラグラフの最後の2文に
物語の場所に直接身を置くことで、…物語にもっと深く入り込むことができ、楽しめる。
といった内容が書かれていることからも、これにあてはまりそうなのは

④The value of stepping into a scene from a creative work.
(創造的な作品の場面に足を踏み入れることの価値)
です。

正解④

問4

「第5パラグラフによると、どれが正しいか?」

第5パラグラフを読んでいきます。

有名な著者やアーティストの家やスタジオを訪れること、その作者の作品について洞察を深められる。(例:物語や登場人物をインスピレーションを得た場所を見ることができる。)

訪問すると、作者と同じ環境を経験し、同じものを見ることができる。そうすることで、作品に親近感が感じれられ、より理解を深められる。

といったことが書かれています。

選択肢を見ていきましょう~

①多くの芸術家が生まれの地で人気の作品を生み出した。
→「多くの芸術家」とも「生まれの地」とも書いていません。
②創造的な作品はしばしばそれが生み出された場所に展示される。
→書いていません。
③人々は芸術家が住んでいた場所と彼らの作品に関連があるとわかる。
→これですね。
④訪問者は、芸術家や作家に彼らが働いている場所で会える。
→書いていません。そんなわけありません。

③については、上記でも述べたように、
作家の家を過ごした場所に行く→作品の理解が深まる
ということは、その2つがリンクするということですよね。

正解③

B【   54 】

(先ほど答えが絞られましたが)Bの第5パラグラフの空所を見ておきますと、残った

①The value of learning about an artist’s background.
(芸術家の背景を学ぶことの価値)
が当てはまります。

芸術家の過ごした家を、backgroundと置き換えています。

正解①

次がラストです!

問5

「この文章の主旨はなにか?」

今まで読んだ内容からも解答可能だとは思いますが、

私は一応この文章の締めくくりである第6段落を読んでから、選択肢に移るとします。

①創造的な作品を理解することは、ある場所を訪れることと同じくらい見返りのあることだ。
→「作品の理解」と「訪れること」を別個のものとして比較しているのがおかしい。
②場所についての自分の印象を受け入れないことは、理解に役立つ。
→書いていません。
③できあがった芸術を再生することは、芸術家を理解するのに役立つ。
→焦点を作品でなく「芸術家」に充てているのがおかしい。
④創造的な作品に関する場所を訪れることは有益である。
→これですね!

この文章では「芸術作品(作家)に関する場所を訪れるとよい」ということを言っていましたよね。このことに触れているのは②のみです。

正解④

今回の第6問は、わりと解き易かったのではないでしょうか。

お疲れさまでした!

<他の問題の解説もあります>

2018年度 センター追試 第2問の解説
2018年度 センター追試 第3問の解説
2018年度 センター追試 第4問の解説
2018年度 センター追試 第5問の解説

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