2017年センター試験 追試験【英語】を解説!(第1問・第2問)

2017年度のセンター追試験の英語の解説です。前年度のセンター試験の解説って、本試のはあるけど追試験のってなかなか見つからなかったりしますよね。なので作ってしまいました。

著作権が危なそうなので、問題は大学入試センターのHPからダウンロードしていただきたいと思います(面倒かとは思いますが…)。

ダウンロードはこちら→  大学入試センター

長いので、第1問&第2問で一回区切り、第3問以降は別ページに掲載します。

第1問(発音・アクセント)

A  発音問題

問1:正解=②

下線部は,②crowd(大衆)のみ [au (アウ)]で,それ以外は [ou (オウ)]。
[au]は[a]と[u]ではなく,[au]でひとつの音と考えましょう。

問2:正解=①

①authorのみ[θ]で,あとは [ð]。[θ]は舌先を上下の歯のすき間にのぞかせて,スッと息  を出します。 [ð]は声を出してこれと同じように息を出します。

問3:正解=③

③stood(standの過去形)のみ[u (ウ)],ほかは[uː (ウー)]と伸ばします。

B アクセント問題

問1:正解=③

na-tive(出身地の)
neigh-bor (近隣の)
③ o-bey (に従う)
sa-cred (神聖な)

③のアクセントは2つめ, そのほかは1つめにあります。

問2:正解 ⇒ ②

① ap-pear-ance (外見)
doc-u-ment (書類)
③ ge-net-ic (遺伝子の)
④ im-pres-sive (印象的な)

②のアクセントは1つめで,ほかは2つめです。

問3:正解 =③

in-di-cate(を示す)
in-dus-try (生産業)
③ in-ter-fere (干渉する)
In-ter-net (インターネット)

③のアクセントは3つめに,その他は1つめにあります。

問4:正解=①

 ① cer-e-mo-ny(儀式)
② cer-tif-i-cate(証明書)
③ hu-man-i-ty (人間性)
④ ne-ces-si-ty(必要,必需品)

①のアクセントは1つめで,その他は2つめです。

第2問(文法・整序・対話完成)

A 文法問題

問1:正解=③
「私はほとんど自分の目が信じられなかった。そこで彼に会うなんて思いもよらなかった」

ここでは準否定語の副詞③hardly(ほとんど~ない)が入ります。④rarely(めったに~ない)はおもに「頻度」について言うので,ここでは間違い。①certainly(確かに)②extremely(極端に)には否定の意味はふくまれませんからダメ。

問2:正解=③
「体力を回復するために,その患者は毎日何回も腕を頭の上へ上げさせられた」

使役動詞の受動態。もとはmade the patient raise(made+O+[動詞の原形])のかたちを受動態にするのだけど,このときmade to raiseとto不定詞になるから注意。( )の後にOのhis armsがあるから他動詞raiseになります。自動詞riseは誤りです。

問3:正解=①
「娘はいつも学校の成績が良い。だから私は彼女の将来のことはちっとも心配していない」

not in the least(ちっとも~ない)という熟語表現。leastはlittleの最上級でしたね(little – less – least)。

問4:正解=③
「たとえ天気がよくても,窓を開けたまま家をでるべきじゃない」

分詞構文の単元に,付帯状況のwith+O+C(OがCの状態で)のかたち。Cは形容詞か,分詞(-ing,-ed)。ここではOがthe window,Cがopenです。

問5:正解=②
「高山の薄い空気や傾斜が急な道に,私たちのエネルギーが奪われた」

robもstealも「奪う」という意味だけど,語法が違うから注意。robはrob+人+of+物(人から物を奪う)という使い方で,目的語が人(人を襲うイメージ)。一方でstealはsteal+物(+from 人・場所)と,目的語は物(物をとるイメージ)。受動態の文なので,もとは主語のWe(=人)が動詞の目的語にあったんですよね。なので,ここではrob。

問6:正解=④
「彼はその大会の勝者を決める仕事の委員会のメンバーであった」

選択肢を見ただけで関係代名詞の問題とわかります。空所の直後が名詞duty(職務)であることに注目。関係代名詞の中で、直後に名詞がこられるのは所有格のwhoseのみです。

問7:正解=③
「ひろがまた弁当箱を壊したから、私が別のを買いに買い物に出ないといけない」

「弁当箱が壊れたから、新しい弁当箱を買いに行かないと」という流れですね。なので空所には前にでた名詞(lunch box) の代わりをしてくれる代名詞のoneを入れます。oneはa lunch boxに相当するもの。it選んでしまうと、ひろが壊した弁当箱そのものを指してしまうからitはダメです。

問8:正解=③
「今日、工芸教室の間に私が発見したことは、私は本当にジュエリーを作るのが楽しいということ」

関係代名詞whatか,接続詞thatを正しく埋め込むんだなって気づいてほしい問題。ひとつめの空所は動詞discoverの目的語がない。だから、whatを入れて「私が~発見したこと」とする。2つめの空所の後は、S= I, V=enjoy, O=making と3文型が完成してる(完全文といったりする)!だから、接続詞のthatが入ります。

問9:正解=①
「最近の歴史ムーブのため,日本にある多くの城がかなり多くの若者たちで混雑している」

ひとつめの空所はcastles(城)が可算名詞なのでMany。be crowded with ~(~で混雑している)とあるので,もうひとつはquite a few(かなり多くの)が入ります。very fewは,とても少ないという意味なので混雑できませーん。

10正解=③
「映画を観る前に小説を読んでいたら,昨夜の映画はずっと楽しめただろうに」

映画を見たのは昨夜だから過去の話。小説をあらかじめ読んでいればっていうのは,それよりもさらに前の話。だから仮定法過去完了 If S had p.p. ~, S would have p.p.(もし~だったら,…だったろうに)のかたちになります。

B 整序問題

問1:正解=③-⑤ took it away from me last (night)
「ママが昨夜ゲーム機を私から取り上げたの,私がそれで遊びすぎていたから」

take O away from ~(~からOを奪う)の並びが分かれば簡単にできた問題。Oをtake(取る)してaway(遠くへ),from~(~から)という分かりやすい作りだし,文章でもよく出てくるので覚えておきましょう。

問2:正解=④-① there’s nothing else you can do
「父:そうだな,宿題を忘れずに全部提出するように気を付けなさい。そうする以外に,お前ができることはほかに何もないよ」

とりあえずthere’s(=there is)を最初におきましょうか。それからnothing else(ほかに何もない)。somethingやnothingを修飾する語は,後ろに置きます。そして,you can do(あなたができること)が最後にきます。doの目的語が欠けているので,関係詞節だと分かります(youの前に関係代名詞thatが省略されています)。

問3:正解=④-① (greenhouse effect) is thought to be associated with
「(地球温暖化の原因を質問されて)
ハモンド先生:はっきりとは分かっていませんが,温室効果ガスがそれに関係していると考えられているわ」

is thought to be … (…と思われる)は,S think O (to be) C(SがOをCと考える)が受け身になったもの。それと,be associated with ~(~に関連している)を続ければOKです。

C 対話完成問題

問1:正解=② It’s such a nice day for us to go.
デビット:今日は出かける気分じゃないなあ。
ユキ:行きましょうよ!外に出かけるのにいい日じゃない。川沿いを散歩しない?」

まず話の流れから,ユキは出かけたいと言うのでit’s too ~for A to …(Aにとって~すぎて…できない)とはならないので(B)はナシ。It’s such~for us to go.のほうになります。あとは,such a [形容詞] [名詞](とても[形容詞]な[名詞])の語順を選べたら正解となります。

suchは形容詞なので名詞(ここではa nice day)を修飾します(冠詞aの前に置くのは特殊な形ですが,そこは気にしない…)。suchでなくsoだったら,so nice a dayで正解でした。soは副詞なので、形容詞niceにかかりますから。

問2:正解=④ I’m not sure which places to visit
旅行代理店員:わかりました,ではアメリカでなくヨーロッパに決まりましたね。
客:はい,でもヨーロッパのどこに行くべきかよく分からなくて。
お勧めはありますか?」

sureもcertainも人を主語にして「(人が)確信している」という意味で使われるので,(A) I’m notで始めます。空所の後ろにin Europeとあるので,how to visit Europeとはなりませんね(「ヨーロッパの行き方」だとinは不要)。会話の流れからしてもおかしいですし。

また関節疑問文の中なので最後は(A)は使えません。疑問文の語順のshould I visitは,I should visitとしなければいけません。

よって後半はwhich places to visit in Europe(ヨーロッパのどの場所を訪れたらよいか)という組み合わせになります。この場合は,which place to visit(どの場所を訪れたらよいか)で一区切りです。visitの目的語は前に出ているwhich place,という関係になっています。

問3:正解=② (you) have to make it clear to him what you want him to (do for you)
マルコ:明日,契約についての話合いで弁護士に会うアポをとっているんだ。
なにかアドバイスしてくれない?
同僚:まず,君が彼に何をしてほしいかを彼に明確に示すことだね。」

最初は(B)だと文法的に次に続けられないので(A)になります。それからmake it clear to him(彼に明確に示す)とします。make O Cの5文型ですね。このitは形式目的語で,こと後のwhat以下が本当の目的語ですが長いのでitで代用しています。最後は,letはlet O [動詞の原型]なのでダメ,want O to不定詞(Oに~してほしい)がきます。

第2問Cの解説が長ったらしくなってしまいましたが・・・

本番では,ここまでは点をあまり落とさないようにしたいところです。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする